火星探査機「天問1号」

Time:2020-10-20Department:

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今月9日午後11時、中国初の火星探査ミッション飛行コントロールチームのコントロールの下、火星探査機「天問1号」のメインエンジンが480数秒作動し、宇宙での軌道操縦を無事成功させた。中国新聞網が伝えた。

 

 

専門家は、「飛行のずれを減らすために、探査機を予定の軌道に沿って飛行させて行う軌道コントロールを軌道修正と呼ぶのに対して、探査機の軌道を変え、新たな軌道に乗せる軌道コントロールを軌道操縦と呼ぶ。今回の軌道操縦は、地球から約2940万キロ離れた宇宙で実施された」と説明する。

 

 

「天問1号」は723日に打ち上げに成功し、キャリアロケット長征5号によって直接地球-火星間トランスファー軌道に投入された。飛行期間中、地球と月の「ツーショット」画像の撮影、2度の途中軌道修正、ペイロードの自動チェックなどを行った。今後、天問1号は現在の軌道を約4カ月飛行した後、火星と交差し、同期間中、23度の途中軌道修正を行う計画だ。


刘冰 译