税関がまとめた統計によると、今年1-11月には、中国の輸出入額が前年同期比22%増、2019年同期比24%増の35兆3900億元(1元は約17.8円)に上った。このうち輸出は前年同期比21.8%増、19年同期比25.8%増の19兆5800億元、輸入は前年同期比22.2%増、19年同期比21.8%増の15兆8100億元。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3兆7700億元の黒字となり、黒字額は前年同期比20.1%増加した。
米ドル建てで計算すると同期の輸出入総額は前年同期比31.3%増、19年同期比31.9%増の5兆4700億ドル(1ドルは約113.5円)だった。
税関総署統計分析司の李魁文司長は、「今年1-11月の中国対外貿易輸出入総額はすでに昨年全体の規模を上回り、対外貿易の量の安定と質の向上のための土台が引き続き突き固められている」と述べた。
同期には中国の一般貿易の輸出入が増加し、割合が上昇し、対外貿易構造の最適化が続いた。ASEAN、欧州連合(EU)、米国などの主要貿易パートナーとの輸出入はいずれも2けたの増加を達成。民間企業の輸出入の増加率が最も高く、割合も上昇した。
来源:人民网